Mi piace I Fratelli Neri メークローン
メークローン

 母親と二人旅、メークローン市場に行きます。
時々テレビでも放送されてます、市場のど真ん中に汽車が突っ込むあそこ。



↑地図画像は、クリックである程度大きく見られます。

 まずは、高架鉄道BTSのウォンウィアン・ヤイ駅から徒歩で、国鉄のウォンウィアン・ヤイ駅へ行きます。 ウォンウィアン・ヤイからは終点のマハーチャイまで行き、ちょっと歩いて渡し船で川を渡り、バーンレム駅へ。 ここからまた国鉄に乗れば、終点がメークローンです。

 ついでに、ウォンウィアン・ヤイからマハーチャイまでの路線はマハーチャイ線
バーンレムからメークローンまでの路線はメークローン線と呼ばれています。

 私が泊まっていたホテルの最寄駅は、BTSのプロームポン駅なので、BTSで向かいます。
切符は自販機で購入しますが、おつりが出ない&コインしか入らないので、先に窓口で両替します。
自販機の横に貼ってある路線図で料金を確認して、その値段のボタンを押してからお金を入れます。
お金を入れると切符が出てきます。 ボタンは時々おかしいので、ちゃんとランプが点くまで何回も押してみましょう(笑)


 BTSのウォンウィアン・ヤイ駅から、国鉄のウォンウィアン・ヤイ駅までは徒歩で10分くらいです。 途中、バナナの木とか、市場とかコンビニとか見てたら意外と時間がかかってしまいました。

 駅なんか無さそうな感じ、でも地図ではココ!という所に市場の入口があるので、入ってゆきます。
よく見ると、タイ国鉄のマークがあるんですけどね。 ↓マークはこんなん



 国鉄の切符は窓口で買います。 「マハーチャイ、ツー!」 マハーチャイまでの切符が2人分買えましたv 1人10バーツ。



 市場と一体化してますが、ここは駅のホームです。


 車止めなんて無い! 止まれなかった時は樹に突っ込む(笑)


 駅にはトイレがあります。 私は行きませんでしたが、汚いくせに3バーツ取られたと母親は怒ってました。


 電車が入ってきました。 いや、電車じゃありません、汽車です!
タイの国鉄はディーゼル車なのです。 ガソリンで走ります。架線もパンタグラフもありません。

 乗客が降りたので、さて、乗り込もう、と思ったら、まわりの人たちが全員止まりました。
そして国歌みたいなのが流れてきました。   何!?何だー!? そわそわ。。。

 後で知ったことですが、毎日朝の8時と夕方の6時に、駅や広場などで国歌が流れます。
すると、みんな直立不動で歌うのです。   私たちはタイ人ではないので、もちろん歌わなくていいですが、礼儀としてせめて起立ぐらいはしたいですね。

 って、そんなの知らねぇよ~!でも、もしまた同じ場面に遭遇したらちゃんと起立しよう。

 歌が終わると、何事もなかったかのように、町は動き出しました。


 さて、座…、汚いぞ!枝とか葉っぱとか落ちてるし。ウエットティッシュが大活躍でした。


 汽車は時刻通りに出発しました。 出発してすぐに、切符チェックに車掌さんが来ました。
そして、しばらくもたたないうちに車内に落ちていた枝と葉っぱの理由が分かりました。
クーラーは無いので、窓は全開。 汽車は林の中を突っ走る。窓から手や顔を出さないで下さいという注意書きは、こういう汽車にこそ付けるべきだ。 やばいっす、危ないっす。 それでもタイミングを見計らって、窓から顔を出す。車窓からの景色を楽しみますw



 踏み切りは人力で上げ下げ。


 汽車は時刻表通り1時間ほどでマハーチャイに着きました。
汽車の進行方向左側に駅の出口があります。駅を出て右手に進みます。西方向です。


 駅を出るとそこも市場です。ちょっと行くと、左に渡し船乗り場が見えました。
切符と小銭を広げた机に女性が座っています。切符売り場ですね。1人3バーツです。


 乗り過ごした船。 さすがに母親と2人で、飛び乗ることはできませんでした。


 渡し船を降りたら、今度は屋根のあるアーケードみたいなところを抜けます。
抜けたらまた西方向、右手に進みます。「バーンレム駅こっち」の看板がありました。


 今までと比べると人があんまり居なくて、ちょっと寂しい道を歩きました。 まっすぐ行くと線路です。 右へ曲がると駅舎へ向かう道もありますが、とりあえず線路にさえ出られれば、柵も何もないので、駅には辿りつけます。


 時刻ギリギリでバーンレム駅に到着。でも、まだ汽車は来ていませんでした。よかったw
写真の汽車は使われていないもの。暑さで犬もダラダラだらだら(笑)


 うむ、とっくに時間は過ぎているのに、汽車来ません。ま、想定内ですよv

 そうそう、ここのトイレは無料でした。 汚さはウォンウィアン・ヤイと同じくらいなので、トイレ行くならここが良いw  汽車の中のトイレはもちろん無料ですが、揺れるので頑張って下さい。
ちなみに昔懐かしの線路に垂れ流しタイプです(笑)


 母親はベンチで座っています。


 ちょっと駅から離れたところまで、ドキドキしながら行ってみる。


 アイスクリームに心惹かれるw


 ニワトリだって歩いてる!!


 1時間遅れくらいで汽車がやって来ました~。


 ここバーンレム駅で給油。汽車に給油してるところなんて初めて見ました☆
給油していたお兄さんの笑顔が素敵でした♪




 バナナジャングルやらヤシの木ジャングルやら、マハーチャイ線より激しいです。
葉っぱのビンタを2度ほどくらいましたが、懲りずに窓から顔を出す(あほ・笑)


 汽車がやたらと汽笛を鳴らし始めたら、メークローンです。 慣れた様子でテントをたたむ人々!


 商品 広げ過ぎ!(笑)

 夕方にはバンコクに戻って、みんなで晩御飯を食べる予定なので、 乗ってきた汽車でそのまま折り返し帰りたいのです。 バーンレムでは20分ほど駅に停まっていたから、ここでもそれくらい停まっているはず、たぶん。 すぐに帰りの切符を買って、市場にくり出します。運賃はこちらも1人10バーツ。

 さっさと市場を堪能しなければっ!! ずんずん市場の奥の方へ行きます。5分くらい進んだでしょうか、後ろを振り返ると母親がいない。 まあいっか、と思ってもうちょっと行こうと思いましたが、なんだか不安になって戻ってみました。

…!? ん? 汽笛が聞こえるぞ。 汽車のライトが点いている!汽笛が鳴り続けている。 駅員さんが旗を挙げている。やべえっ!出発する! 駅員さんのすぐ横に母親の姿を確認! 私は猛ダッシュ。母親が私の姿を認めて汽車に乗り込んだ。とにかく全速力で走る!! ここ数年間で一番本気のダッシュでした。

 いやーーーーー、おもしろかったーーー♪


 往復で合計4枚の切符を切ってもらいましたが、車掌さんによって切り方が違うのが面白かったです。 私のお気に入りは、真ん中にダイヤ型w



 車窓からは、田舎の人々の暮らしが丸見えです。野菜を洗っていたり、昼寝してたり、のんびり。


 帰りは余裕があるので、ゆっくりとバーンレムの市場をうろうろ。


 バーンレム駅も当然のように市場の一部と化している。


 だから、そこ線路だって(笑)



 
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