Mi piace I Fratelli Neri 正月登山2007
三嶺登頂

昨日の焚き火や歌のせいで、みんな喉がガラガラです。。。髪の毛も服もザックも煙臭い。顔も黒い。
意外なところで、ススまみれ体験 ♪(笑) こんな状態ですが、元気に出発です。


三嶺山系は魅力的な山がたくさんあります。日本百名山に入ってないのが不思議。
他の山から縦走も出来ますよ~。この地図には書き込んでいませんが。
ピンクが今回使ったルート、緑がいつものルート。紫は車で通った道。
今回はいつものルートが崩れてて使えないので、さおりが原ルートで行きます。


小屋から行けるところまで車で行きます。車から降りて、まずは林道を歩きます。 広いので、みんな自分のペースで好き勝手に歩く。私が歩きながらカメラを構えることができるのはここまで。
登山道に入った途端、雪がたくさんですvv カメラのことを気にしている余裕はありません。
途中、綺麗なところがたくさんあったのですが、休憩時にしか撮れませんでした。。。すみません。


登山道入口から10分ほどで水場に到着。「水場」って言ってますが、ただの小川ですよ~。 光石小屋の水場は凍っていたのでココで汲んで行きます。 命の水です。重いけど大切に。


よしっ、登るぞ!!!  先に登って行った人が居たので、踏み跡ついてます。安心、安心♪


むっちゃくちゃ良い天気です。今まであまり晴れたことのない私は、サングラスも日焼け止めも持っていません。 日焼けしちゃうよ~。でも嬉しいvv 雪も十分あって快晴だなんて最高です!


さおりが原です。ここを通るからさおりが原ルート・・・?単純ですな(笑)
昔、さおりさんと言うとても綺麗な人がいたらしいです。


さおりが原から2時間ほど登ってカヤハゲに到着。 写真はカヤハゲから三嶺です。嶺が3つ並んでいるので三嶺です。なんてきれいな空!まだまだ ド快晴は続く♪  雪は年末からの暖かさのために、いい感じに締まっていて、とても歩き易かったです。 現役がいないので、ラッセルは誰がこぐんだ!?と心配していましたが、その心配は要りませんでした。 現役に前を歩かせて雪を踏み固めさせ、後から楽に登ろうというOBの魂胆でした・・(^o^)

そうそう、カヤハゲ直前で下山中の現役生に会いました。1日早く登っていたみたいです。よかった。 雪山経験も積んでおいてもらわないと、、、これで今後のワンゲルも大丈夫♪来年は一緒に登ろうね!


この写真は先輩に撮ってもらいました。樹氷がすばらしいです。
今日は天気もいいので尾根の日なたでは、枝についた雪だか氷だかが融けてつららになってます。 それが太陽の光に照らされてキラキラ光ってる。芽?実?が赤くなっていて葉っぱは緑色で、雪の白とつららの光、 そしてバックに青空! もう天然のツリーです♪ こんな綺麗なものは他に知りません。
ああ・・・このツリーの美しさをもっとうまく言える表現力と語彙力があったらなあ。 こんな拙い表現のみで写真なくてすみません。 こういうのが見られるのも登山の楽しみの一つです。
あ、関係ないけど柿本は赤いカッパを着てる方です。


徐々に三嶺が近づいて来る。大きくなってくるっ!

そして・・・!


登頂成功ーー!!!やったーーー!!登れたーー!標高 1893 m !!
出発して6時間で着きました。うふふ、私ら結構やるやん、これはなかなか良いペースなのですよ♪
山頂は見てのとおり 360度 の大パノラマ!いつものことですが、登っている時は最低1回は後悔するのです。 なんで来たんやろうって・・・。ここで落ちたら楽になれるとか考えるのね(笑) 
今回は小屋泊まりだからいいのですが、テント泊でテントを片付けてる時などは、ニ度と来たくないと思います。 でも、こんな景色を見てしまうので辞められない。


ピークより西  剣山、次郎笈


ピークより南  太平洋も見えました。


ピークより東  西熊、天狗、石鎚山系


ピークより北  矢筈山


お約束♪上に来ると気圧が低いのでポテチの袋がパンパンに。 これをバーンと派手に開けたいがためだけに、袋が破れないよう大事に持ってきました。 上で食べるポテチはやたらと美味しいのですvv


ピークから頂上小屋まではちょっと歩いて10分か15分くらいあります。
途中の池、天然のスケートリンクで、ワンゲル杯開催です。写真はイナバウアー(笑)
そう言えば、私この池で遊んだことないんですよね~。なぜって・・・? 遊ぶ前に小屋に行って、荷物整理して落ち着いちゃうと外に出たくなくなるからです。って、ただの「ものぐさ」かよ!? はい、今回もこの写真撮っただけで小屋でのんびりしてましたv 結局・・・こうなのです。


でも、あまりにも外が綺麗なので少しだけ出てみることにしました。みんなは夕日を見るためピークに行ってしまいました。 私はと言うと、小屋付近でうろうろ。。。小屋からピークまでは、ほんの10分の道のりなのですが、実は怖いのです。 すぐ横は崖だし狭いし、けっこう急な場所もあるので嫌いなのです。雪もあるしね。いいんだーい、小屋でだって景色は抜群さっ。 月が出ています。きれいです~。


夕日に染まる剣山、次郎笈


戻ると一人新聞を読んでいる先輩が…。しかもシュラフに半分入ってるし、ものぐさ仲間だー(笑)
小屋の中と言っても寒いのです。外と比べれば、そりゃあ暖かいですが、常に息は白いのですよ。。
それでも暖かいと思って和んでるvv 感覚麻痺バンザーイ♪
新聞は読むためだけに持ってくるのではないです! 登山靴の中に詰めて乾かしたり、鍋敷きに使ったり、背中に入れて防寒したり、使い道はいろいろ。

はい、この後食事を済ませて今年最後の忘年会、そして2007年最初の新年会へ突入するのです♪
ビール?当然、担いで登ってきましたよーー!だから、しんどいんだよ(笑)
ラジオで紅白を聞いていたのですが、最後まで聞いてたはずなのに誰一人どっちが勝ったか分からない。 まあ、そんな状況(笑)

念のため言っておきますが、朝まで飲むなんてことはしませんよ。年越したら寝るって感じですかね。
下山しないといけませんので。山では自分の身は自分で守ることが原則です!



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